「キャットシッターnico」ブログ

西東京市・小平市の「猫専門」訪問型ペットシッター「キャットシッターnico」のブログです。

猫と私と昭和と平成。その2

こんばんは、ネコシッターおだです。


猫と私の歴史シリーズ、その2です。

前回は、小学5年生にして、正式に猫を迎えるまでのお話でした。

 


父の出した条件をなんとかかんとかクリアして、まもなく。

父が、どこで見つけてきたのか、隣県にあった猫の譲渡施設へと、車で連れて行ってくれました。

 
一目で「この子だ!」と思った茶トラの子猫。

見た感じで2か月半~3か月ぐらいだったでしょうか。

父もその茶トラの子猫の健康状態等をあれこれチェックして、「いいね!」という感じで、すぐに決まったのを覚えています。

 

わが家にやってきた茶トラ君は「たつや」と名付けられました。

え~と、名前はあれですね。漫画「タッチ」の達也くんからいただきました。

達也推し!


「たつや」は、容姿も性格もとても立派な茶トラ猫でした。

強くて、賢くて、物おじしない猫。かっこいい猫でした。

人間が教えたことをちゃんと守って、外でも他の猫とうまくつきあって。
(30年前の話なので、猫は中外飼いでした)

 

昼間、たつやを観察していた母が、よく様子を見ていて、学校から帰るとあれこれ「たつやの一日」教えてくれたのですが、

母曰く、「たぶんこの辺で一番強い。」

他の猫がうちの庭に入ってきたりしても、助ける必要がない、といつも言っていました。

にらみ合いになっても、たいてい相手が逃げ去る。と。


そんな、強くて賢い「たつや」くんだったのですが、強くて賢いだけあって、独立心も強く。

とにかく、だっこは絶対にさせてくれないのです。

抱き上げても秒で逃げられるし、膝の上にも、もちろん乗りません><

小学校の庭によく来ていた「たま」の方が、よっぽどだっこさせてくれました。笑

 

でも、夜はいつも、家族がみんなで寝ている和室で、猫ベッド(←籐のかごとか箱)で寝ていましたし、私と並んで同じ体勢で寝ている写真が残っていたりもしたので、家族のことは大好きだったと思います。


今は猫を外飼いすることは絶対にないので、この頃に中外飼いの猫と過ごしたことが、今となっては良かったかな、とも思っています。

猫の能力、習慣、行動、本能、いろいろな姿を知ったことが、今、私が猫と関わっていく上での礎となっているのではないかな、と思います。


つづきます。

 

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